長雨が続く梅雨は、室内の湿気が気になる人は多いのではないでしょうか。
最近のエアコンは除湿機能が付いているタイプもありますが、電気代を考えるとエアコンの除湿機能を使うより効率が良い除湿器の方がおすすめです。
除湿機はコンプレッサー式とゼオライト式の2種類がありますが、除湿器は室内の湿度を下げることを目的にしている電化製品で、機種により除湿機能以外にも冷風機能や衣類乾燥機能を搭載しているものもあるのでニーズに合う製品を選ぶと良いでしょう。
2つの種類でもあるコンプレーサー式とゼオライト式の違いですが、コンプレーサー式はエアコンの除湿機能を同じような方法で室内の湿気を除去します。
室内の湿度が高くなるほど空気が保持可能な水分量が多くなるのが特徴、室内の空気を吸い込んで空気を冷やして空気中に含まれている水分を取り除いてそれを室内に戻す仕組みです。
取り除かれた水分は排水タンクにたまるので定期的にそれを捨てるなどが必要です。
ゼオライト式はデシカント式とも呼ばれる除湿器、室内の空気を吸い込んで吸収性の高い乾燥剤(ゼオライト)に水分を吸着させる、水気を取り除いた空気を室内に戻す仕組みになります。
吸着した水分は内部のヒーターで温められて高温高湿の空気になって熱交換器に移動、熱交換器で冷やされると水になり排水タンクにたまります。